OUT-HOO Projects
◆ 第34回 コーチングレポート ◆ T O P > コーチングレポート >
DATE : 2004.01.14
▼ 信頼関係
今回は、信頼関係についてお話をしたいと思います。

コーチとクライアントの間に信頼関係がなければ、コーチングをスムーズに進めることはできません。ただ、信頼関係を築くには、お互いを理解しあうこと、そしてある程度の時間が必要です。
コーチはいつでも、どうすればこのクライアントと信頼関係を築くことができるか、またどうすればこの築きあげてきた信頼関係を維持していけるかを考えます。
信頼は、時間と距離を越えます。そして自分と相手以外の存在は、決してそこに足を踏み入れることはできず、また損なうこともできません。自分と相手がお互いの関係を大切にし、お互いを尊重し、相手の気持ちになって行動し、正直な心で向き合うのです。
ただ人は間違いを犯すこともあり、弱い部分もあるので、それらをお互いに受け止めあい、許しあうことがとても大切です。

信用はただ信じること。信頼は信じて頼ること。信用は一方的であっても成立しますが、信頼は双方向の関係がないと成立しません。
コーチとクライアントは決してお互いに依存はしませんが、相手を通して自分をみつめることができ、そうすることによって自分の存在を実感できるのではないかと思います。

そして相手を理解することとは、どういうことでしょうか?それはありのままの相手を受け止めることだと思うのです。評価するのでもなく、良い悪いで判断するのでもありません。さらに言えば、相手の本質を見つけることです。全ては本質からのアウトプットであり、その人の根源は本質なのです。

ただ、本質を見つけることはとても難しく、本人さえもそれに気づいていないことが多いのです。この本質というものを見つけることができれば、色んな意味ですごくラクになり幸せになれると思います。本質を探る旅。これはコーチとクライアントのひとつの挑戦でもあるのです。

Transmit The Information From Kyoto,JAPAN.
E-mail : ご意見・ご感想・お問合せなど
Copyright : © 2004-2009 OUT-Hoo Projects All rights reserved.