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◆ 第21回 コーチングレポート ◆ T O P > コーチングレポート >
DATE : 2003.09.03
▼ 境界を広げる
今回は、境界を広げるについてお話をしたいと思います。

小学生の頃を思い出してください。
「線引いた。ここから入らないで。」
この様な会話を、隣の席のクラスメイトとしたことはありませんか?
※漫才師の中川家も、たまにネタで弟の礼二が兄の剛に言ってます。

簡単に説明すると、境界とはこのことを言います。
他人に入りこまれたくないスペースの外側に線を引き、自分の陣地を作るわけです。

中には「空中だったらいいでしょう?」と意地悪をしてくる人もいるので、境界はなるべく広くとるのが理想なのです。
広い境界があれば、遠くの境界で誰かが何かをしていても、あまり気になりません。 でも境界が狭いと、いちいち目に触り、境界の意味がなくなってしまうのです。

私たちは、他人にNOと言うことが難しいと思っています。そうして境界を狭めてしまいます。そうして、他人に振り回されてしまうのです。

自分を守り、大切にするために、境界を広げましょう。
遠慮して、自分の陣地を狭くとる必要はありません。
できる限り境界を広くとりましょう。
そして「ここから無断で入らないで」と人々に言いましょう。

もちろん、境界の中に招き入れて良い人もいます。
その人は、あなたを不当に扱ったりはしませんし、あなたのストレスを増殖させるようなこともしません。
境界内にいても、あなたは守られている気がするし、心は平和なままです。

広い境界の真ん中で、青空の下、あなたが手足を思いっきりのばして、お昼寝をしているところを想像してください。 境界のずっと向こうの方で、誰かがガミガミと言っていますが、あなたの耳に届くことはありません。 境界近くでこちらを盗み見しようとしている人もいますが、遠くすぎて、あなたの姿は見えません。 あなたはそれ(誰からも守られていること)を知っているので、心から安心することができるのです。

境界を広げて、自分を守りましょう。
そして、平和な心を取り戻し、自分らしい生活が送れるようにしてみましょう。
「境界を広げる」はパーソナル・ファウンデーションプログラムのLesson.10で取り組んでいきます。

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