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◆ 第19回 コーチングレポート ◆ T O P > コーチングレポート >
DATE : 2003.08.20
▼ 制限
今回は「制限」についてお話をしたいと思います。

日々私達は制限された世界の中で生きています。
1日が24時間しかなかったり、睡眠や食事をしないと生きていけなかったり、月々の給料内でしか生活できなかったりします。
これらの例は当然であると言えばそうなのですが、時に制限しなくてもいいことまで、自分で勝手に制限してしまうことがあります。そのことが、目標に向う時の大きな障害になります。

例えば、クライアントから電話がかかってくるからといって、事務所から一歩も外に出られない状態を作ったり、今抱えている仕事がたくさんあるので新しい仕事を断ったり、仕事があるからといって今いる場所から離れられなくなって(引越しできなくなって)しまったりします。
※本当は海外で暮らしたい、もっと田舎に住みたいなどの希望はあっても叶えられないと思っている場合なども含まれます。

けれども上記した3つの例は、視点を変えるだけで簡単に制限をなくすこともできます。

1番目の例であれば、
外にいても電話を受けられるようにすればいいのです。
転送サービスを利用すれば、事務所にかかってきた電話を携帯電話に転送できます。 外で電話が受けにくい場合であれば、秘書サービスなどを利用して留守番を作ればいいのです。

2番目の例であれば、
今抱えている仕事の中で、本当に自分がどうしても担当しなくてはならない部分はどこなのか? 必要以上に仕事を抱えこんでいないか? 他の人に頼めないのか?を考えてみる必要があります。
そうすることによって100%自分がしなければならない仕事というのが、思っていたほど多くないことに気づくかもしれません。
そうすれば、新しい仕事を請けられる余裕も出てくるかもしれません。

3番目の例であれば、
もし今いる場所から離れた場合に、本当に仕事を続けていけないのかどうかを考えてみる必要があります。
クライアントとの打合せはどれだけの頻度あるのか? その打合せの中で、必ず対面でないとダメな場合は月に何回あるのか?(メールや電話やFAXで済む場合がないかどうか?) 引越しすることで、得られるメリットとは?打合せに必要な移動時間や交通費などと天秤にかけても、あまりあるメリットがあるかどうか?

このように考えてみると、意外と自分が勝手に制限をかけていることに気づきます。
皆さんも一度、自分で勝手に作った制限がないかを考えてみてください。

○ 全く何の制限もなかったら何がしたい?を考えてみました。
性別も年齢も体力も才能もすべて制限がなければ、私は今プロのサッカー選手になりたい!!と思いました。皆さんはいかがですか?

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