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◆ 第10回 コーチングレポート ◆ T O P > コーチングレポート >
DATE : 2003.05.28
▼ 挑戦
今回は「挑戦」についてお話をしたいと思います。

今月受講しているクラスの一つに「挑戦」のクラスがあります。
このクラスでは、この1ヶ月間のうちで何か挑戦することをひとつあげ、毎回のクラスでその進捗を伝えます。

コーチがクライアントに「挑戦」することを求める場合、時には途方もない要求をする必要があります。 それは、目標に進むための速度を飛躍的にアップさせるためであったり、モチベーションをアップさせるためなどです。

クライアントが考えても見なかった「一見無理そうな挑戦」をコーチが提案することにより、クライアントはコーチからの強い期待や信頼を感じることができます。 コーチはクライアントの力を最大限まで引き出すために、それらの要求をするのですから、一見無理そうな挑戦であっても、それは「ベストを尽くせばあなたならできる」というコーチの強い思いなのです。
コーチはクライアントの力を100%信じています。 時にはクライアント(本人)以上に、その力を信じているかもしれません。

しかしその要求が逆にクライアントのモチベーションをダウンさせたり、クライアントを追い詰めることになってはいけません。 この匙加減と要求するタイミングはとても大切で、クライアントの調子とのバランスも重要です。
ある意味、コーチにとっても「挑戦すること」をクライアントに要求するのは、大きな挑戦となるのです。

以前にも書きましたがコーチはクライアントの友人ではありません。常にクライアントがベストでいられるように、メリハリの利いたコーチングを続ける必要があるのです。

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